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Node.jsでOracleを使用してCRUD処理をする

oracle

目標
  • Node.jsでOracleを使用してCRUD処理をする

今回は「Oracle Instant Client」と、oracle公式が提供するNodeのパッケージである「oracledb」を使用する

※osはwindowsです

Oracle Instant Client

Oracle Instant Client basicのダウンロード

まずは以下のサイトから「Oracle Instant Client basic」をダウンロードします。画像の赤線で囲んだ部分をクリック

Oracle Instant Client Downloads

SDK Packageのダウンロード

上でダウンロードしたものの少し下にある「SDK Package」をダウンロード

 

次に、ダウンロードした2つを同じ場所に展開。統合されて以下のようになるはず。

※今回はDドライブ直下に展開した

環境変数のセット

コマンドラインを立ち上げ、以下のコマンドを実行

※パスは instant clientを展開した場所に合わせる

環境変数の設定ができているかを確認するため、以下のコマンドを実行。oci.h ファイルが開ければok

Oracledb のインストール

コマンドラインからnpmでインストールする

nodeのバージョン確認

以下のサイトで、oracledbのバージョンと、使用しているnodeのバージョンが対応していることを確認

oracledb: Versions | Openbase

 

oracledb のインストール

今回は v5.1.0をインストールした

 

Node.js のサンプルコード

注意

●テーブル名・カラム名に小文字を使用しているとエラーが出る(oracledb:v5.1.0 node:v10.16.0 で確認)

小文字が使用された列名を参照しようとすると以下のエラー。SQLを小文字で書いてもダメ。

おそらく、oracledbが小文字に対応しておらず、小文字でSQLを書いても大文字として認識してしまうため。

従って、oracledbで扱うテーブル名・カラム名は全て大文字で定義すること

接続・テーブル削除・作成

Create (insert)

※前項と共通する部分( try{} の外)は省略しています

Read (select)

Update

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